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コッホケミー Pss(プラストスター シリコンフリー)完全ガイド|使い方・耐久性・購入先まで

読了 8 分 2026 年 6 月 更新 Plus 実機検証 Koch-Chemie 正規取扱店 執筆 福留 弘教(KCX Japan 修了)
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コッホケミーの Pss(プラストスター シリコンフリー)は、未塗装樹脂・タイヤ・ゴムパーツの保護に使う、シリコンフリーのプラスチックケア剤です。シリコンを含まないので、毎日の洗車に気軽に使えて、樹脂やゴムを傷めずに整えられます。このページでは、Plus 手洗い洗車コーティング専門店で実際に Pss を使っている現場の感覚を交えながら、使い方・耐久性・どこで購入できるかまでまとめます。

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動画で見る Pss の施工イメージ

Pss(プラストスター シリコンフリー)とは

Pss は、Koch-Chemie がドイツで開発した、未塗装樹脂・ゴム・タイヤ用の保護艶出し剤です。車のバンパー樹脂、ホイールアーチのモール、ドアシール、タイヤサイドウォールなど、外装の樹脂・ゴムのケアに使えます。 マイクロエマルジョン技術によって樹脂の微細な凹凸に浸透し、褪せて白っぽくなった樹脂を本来のセミマットな質感に蘇らせます。

Koch-Chemie Pss(プラストスター シリコンフリー)1L ボトル
Koch-Chemie Pss(プラストスター シリコンフリー)1L

最大の特徴は シリコンオイルを含まない こと。シリコン入りの艶出し剤は施工が楽な反面、塗装作業やコーティング作業の現場で周囲に飛散すると、被膜の密着不良の原因になります。Pss はシリコンフリーなので、こうした現場でも安心して使えます。Pss は塗装の現場でも使われていて、ダイムラー社による承認も受けている、信頼性の高い保護剤です。

製品情報

製品名Plast Star siliconölfrei(プラストスター シリコンフリー)
略号Pss
容量1L
SKUKJ173001
用途未塗装樹脂・ゴム・タイヤなど外装パーツの艶出しと保護
特徴シリコンフリー/ダイムラー社承認/紫外線安定性

Pss の特長

シリコンフリーだから隣接部にコーティング剤も使える
シリコンを含まないため、施工後に隣接パーツにコーティングや塗装を行う現場で使っても弾きの原因になりにくい設計です。Plus でも、塗装面のコーティング施工時に、隣接する樹脂やモールを別途整える目的で Pss を使うことがあります。
数か月持つ耐久性と紫外線への安定性
保護膜が表面に結合するように設計されていて、雨で一回流れて終わり、ということになりません。紫外線への安定性も高いので、夏場の屋外駐車でも色褪せ・白化を緩和してくれます。実際の耐久については、後段「耐久性」セクションで Plus の現場感覚を書きます。
ダイムラー社承認の品質
自動車メーカーであるダイムラー(メルセデス・ベンツの親会社)による承認を受けている保護剤です。メーカー基準を満たす品質と安全性が確認されているということ。自家用車だけでなく、新車整備の現場や輸入車ディーラーでも使われている製品です。
Koch-Chemie の作業風景(プロ向けケミカルを扱う技術者)
Koch-Chemie はプロのディテイリング現場で日常的に使われるブランド。Plus も施工で使用しています

基本の使い方

用意するもの

  • Pss(プラストスター シリコンフリー)本体
  • 塗布用スポンジまたはマイクロファイバークロス
  • 仕上げ用の乾いたマイクロファイバークロス
  • 手袋(手肌が弱い方)

施工手順

施工面を洗車してしっかり乾燥させます。水分・汚れが残っていると密着が落ちます。
Pss をスポンジに少量取り、薄く均一に塗り広げます。原液で使います、希釈は不要です。
塗布後しばらく置いて表面に馴染ませます。
乾いたマイクロファイバークロスで余分を軽く拭き取り、ムラなく仕上げます。

下処理:Gs とスクラバーで汚れを落としてから

Pss の本来の力を引き出すには、塗布前の 下処理 が大事です。樹脂やゴムの表面に汚れや古いケミカルが残っていると、Pss の密着が落ちて、艶も耐久も本来の半分になってしまいます。

下処理には Gs(グリーンスター) とスクラバーの組み合わせが効果的です。Gs はアルカリ性のマルチクリーナーで、樹脂の表面にこびりついた油分や汚れを優しく落とします。スクラバーで軽くこすってあげると、見た目以上に汚れが浮いてきます。

下処理の流れは動画でも紹介しています。実際の手順は 5:02 あたりから始まります。

プロが現場でやっている小さなコツ
  • つけすぎない:薄く塗ることで自然な艶になります。テカリすぎ・ベタつきは塗りすぎのサインです。
  • シール部品とボディの境目に注意:塗装面に垂れた場合は早めに拭き取ります。塗装面用ではないので残しません。
  • 気温が低い時は薄めに、短時間で:冬場は伸びが鈍るので、少量を分けて塗ると失敗が減ります。

用途別の使い方

未塗装樹脂(バンパー・サイドモール)

一番ベーシックな使い方です。バンパー上下の樹脂部、サイドモール、フェンダーアーチの樹脂部分など、白っぽくなりやすい場所に塗ると、本来のセミマットな質感が戻ります。コーティング車の場合、コーティング被膜のかかっていない樹脂部分だけ施工する形になります。

タイヤ・ゴムのサイドウォール

タイヤサイドにも使えます。ただし、過度な艶を出すタイプではないので、黒くテカらせたい場合は別のタイヤ用ドレッシングを選んだほうが満足度が高いかもしれません。Pss は「自然な深い黒」を出す方向です。

ドアシール(凍結防止)

冬場に効く使い方です。ドアシール(窓やドアの隙間にあるゴム部分)に薄く塗っておくと、雪や霜で凍結したときにドアが開かなくなる現象を緩和できます。寒冷地に向かう前に施工しておくと安心です。

Pss の耐久性

Plus の現場知見

Plus の現場感覚では、未塗装樹脂のバンパー・モールに施工した場合、3 か月以上艶と保護を持続できます。洗車を重ねるごとに少しずつ薄くなっていくので、薄くなったタイミングで部分的に塗り足していくと、常に整った状態をキープできます。

タイヤサイドに使った場合は、1 か月以上艶と保護が持続するのが Plus の現場感覚です。走行距離・路面状況・洗車頻度で前後しますが、通常使用であれば月単位での持ちを期待できます。

コーティング車に使うときの注意

Pss はシリコンフリーなので、ガラスコーティング車の樹脂部分にも安心して使えます。塗装面は対象外なので、塗装面の艶出しやメンテナンスには Fse(フィニッシュスプレー エクステリア) など塗装面用のクイックディテイラーをお選びください。

使ってはいけない場所と注意点

ご注意ください
  • ペダル・ハンドルなど滑りやすくなる場所
  • 塗装面(塗装面には専用クイックディテイラーを)
  • 窓ガラス(視界に膜が残るリスク)
  • 使用前に目立たない場所で相性を確認してください
  • 直射日光下、車内、高温・凍結のおそれのある場所での保管は避けてください
  • 容器は密閉し、立てて保管してください

よくある質問

Q. 塗った後はそのまま放置してもいいですか?

A. そのままでもムラになりづらいですが、拭いて仕上げてください。

Q. 成分は何が入っていますか?

A. シリコーンオイルを含まない、マイクロエマルジョン技術を使った専用ケア剤です。樹脂表面と結合して保護膜を作るタイプで、施工後にベタつきや過度なテカリが残りにくい設計です。

Q. 定価はいくらですか?

A. 1L サイズで税込 6,160 円です。容量に対して施工面積が広く、未塗装樹脂のメンテナンス用途であれば長期間使えます。

Q. どこで買えますか?オートバックスやジェームスでも売っていますか?

A. オートバックスやジェームスなど、量販店でも取扱いがあります。Koch-Chemie の 日本正規取扱・施工店からの購入であれば品質と保管が確実で、Plus でも商品ページから直接ご購入いただけます。

Q. Amazon やフリマアプリでも見かけますが、購入しても大丈夫ですか?

A. 製品自体は同じものが流通している場合もありますが、保管状態や使用期限の保証ができないため、品質を求める方は正規取扱店経由をおすすめします。並行輸入品は容器デザインや成分表記が日本仕様と異なる場合もあります。

Q. ドアシールへの効果は?

A. ドアシール(窓やドアの隙間にあるゴム部分)に薄く塗っておくと、ゴムを保護しつつ、雪や霜で凍り付いてドアが開かなくなる現象を緩和できます。寒冷地に向かう前に施工しておくと安心です。

あわせて使うと効果的な製品

塗装面のクイックディテイラーには Fse(フィニッシュスプレー エクステリア)、洗車時のシャンプーには Gsf(ジェントルスノーフォーム)As(オートシャンプー) がよく組み合わせて使われます。コッホケミーは製品同士の相性が考えて作られているので、シリーズ内で揃えると無理がありません。

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Pss と組み合わせると、コッホケミー製品の使い方がより立体的に分かります。

この記事の執筆者
福留 弘教
Plus 手洗い洗車コーティング専門店 代表 / Koch-Chemie 日本正規取扱・施工店
Koch-Chemie 本国 KCX Experience Day Japan の公式トレーニング修了。Plus 刈谷店・豊田店を運営し、現場でコッホケミー製品を日常的に使用しています。本記事の内容は、Plus の施工現場で実際に使った経験と、Koch-Chemie の公式情報をもとに作成しています。
KCX Japan 公式トレーニング修了 刈谷店・豊田店 運営 Koch-Chemie 日本正規取扱・施工店

Koch-Chemie(コッホケミー)とは

Koch-Chemie(コッホケミー) は、1968 年創業のドイツのプロ向けケミカルブランド。プロディテイラー、自動車メーカー、官公庁などに製品を供給していて、60 か国以上で使われています。Plus は日本の 日本正規取扱・施工店として、現場で実際に使いながら取り扱っています。

Koch-Chemie の開発・トレーニング現場(プロ向けケミカルブランド)
1968 年創業・ドイツ Koch-Chemie。プロの現場で使われるケミカルブランド

Pss で、樹脂の状態を整える

「綺麗にする」だけでなく、「状態を整える」のが Pss の役割です。日々の洗車だけでは戻らない、白っぽくなった樹脂やゴムを、適切な保護膜で整える。やりすぎず、適切な量を、必要な場所に。シンプルな製品ですが、それだけに、長く付き合える保護剤です。

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この記事を書いた人

福留 弘教のアバター 福留 弘教 代表取締役/株式会社アークネイ

コーティングは進化したが洗車が進化していない日本の現状を不思議に思い専門店を立ち上げ。世界各地に足を運び最先端の文化を取り入れている。コッホケミー本国トレーニング日本人第1号の修了者。

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